終わりという名の始まり

諦めきれないことってある？
あるいは、諦めたくないことでも。
そのために数多の努力と時間をつぎ込み、望む未来を夢見て頑張って。
それのために多くの物事、時間を犠牲にして。

しかし、世の中どんなに頑張っても叶わないことが当然存在する。
人生かけたと言っても過言じゃないほど頑張ったとしてもである。
それはあまりに理不尽だ、不合理だ、信じたくない。
そして、また歯を食いしばって前を向く。
どれほどボロボロになっても、傷ついても、闘い続ける。

そういった人生も決して悪くはない。
自分がそれでもと決めて闘い続けるのならそれもまた一興。
でも、もしその頑張りに限界が、疲れが見え始めて。
少し休んでもそれが打破できないのなら。
それは、その道の諦め時かもしれない。

今更そっちへ行くの？遅くない？それを捨てたら自分が自分でなくならない？
そういった不安もあるかもしれないけど。
よくよく考えてみると、自分が初めて持った夢は今叶っているだろうか？
幼いころに抱いた恋心で、初めて好きになった人と結ばれているだろうか？
そうだという人も当然居ると思うけど、そうじゃない人もいると思う。
それでも幸せに生きている人も当然いる。

だから、もしその時が来たら。
いっそその夢、捨てて新しい夢を持つことも視野に入れてみたら、
少しは楽しくて幸せに自分らしく生きられる人生を送れるかも…？
何も、今のあなたが全てではないはず。

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超痛いポエムっぽいこと書いたけど、時には「戦術的撤退」ってのも悪くないんじゃないかな。
なにせ頑張れる量には限界がありますし。
それで追い込まれて視野を狭くしたら、本末転倒な気がする。
それくらいなら道を変えて気楽に生きるほうが、よほど合理的なんじゃないかなぁ。
そう思った、とある日の夜なのでした。